ぽよメモ

レガシーシステム考古学専攻

初期設定メモ セットアップ編

Raspberry Piを触るのは初めてだったので、セットアップには最も簡単なNOOBSを用いました。 リンク先にあるNOOBSのダウンロードボタンをクリックするとzipファイルをダウンロードすることができます。 セットアップ概要 ----別のPC----

  • SDカードをSD Formatterでフォーマット
  • NOOBSのzipファイルを展開し、中身をSDカードをにコピー
  • SDカードをPCから取り外す

----Raspberry Pi----

  • SDカードを挿入したRaspberry PiにLANケーブル、HDMIケーブル及びキーボード(もしあるならマウスも)接続
  • microUSBケーブルを挿して電源を入れる
  • 勝手に起動するのでRaspbianを選択し、インストール
  • 各種初期設定

初回起動時には、raspi-configが起動します。これにより様々な設定が可能になります。

  • Expand Filesystem
  • Change User Password
  • Enable Boot to Desktop/Scratch
  • Internationalisation Options
  • Enable Camera
  • Add to Rastrack
  • Overclock
  • Advanced Options
  • About raspi-config

今回は1~4と8のみを使います。
1はOS以外のファイル領域をデータ用に拡張する設定です。適当にOKします。
2はパスワードの変更です。この画面が出た時点でpiというユーザーでログインしており、そのパスワードがraspberryになっていることは周知の事実なので、このままではセキュリティの欠片もありません。ユーザーも削除して新規追加するほうが良いのですが、めんどうなのでパスワードの変更のみ行います。
3はデスクトップモードで起動するかCUIモードで起動するかの選択です。今後はこいつをSSHで接続して使うつもりなので、CUIモードで十分です。
4は言語や地域の設定です。インストール時に日本語を選択すると自動的にja_jp.UTF-8がデフォルトになっています。このままでは文字化けしてしまうので、jfbtermを導入します。一度raspi-configを終了させ、

sudo apt-get update
sudo aptitude -y install jfbterm
jfbterm

以上のコマンドを入力することで、文字化けが治ります。

sudo raspi-config

これでraspi-configの画面に戻れます。
また、初期状態ではタイムゾーンがおかしいのでこれも設定します。Asia>Tokyoを選択します。
キーボード配列が英語配列になっている場合には、Generic 105-key (Intl) PC > Other > Japaneseで設定しなおしておきます。
8はAdvancedな設定です。ここで必ずSSHがEnableになっていることを確かめておきましょう。また、ビデオメモリの量を変更することで使えるメモリ量が増えます(デスクトップモードで使う人はしないほうが良い)。
以上の設定を終えてFinishを押すと、リブートされユーザー選択の画面が出ます。
User ID:pi
password:自分の設定したパスワード
をそれぞれ入力することでpiユーザーとしてログインできます。
CUI画面になると思いますが、
startxとするとデスクトップモードで起動可能になります。 以上でセットアップは終了です。 次回はSSH接続についてまとめます。