ぽよメモ

レガシーシステム考古学専攻

Win10に上げた話

7月29日に無料アップグレードが開始されたWindows10ですが、さすがにいきなりデスクトップに入れるのは怖かったので、とりあえず先日のX220にぶち込むことにしました。
WinUpdateを自動更新にしてもアップグレード通知は表示されなかったので、MediaCreationToolを公式サイトからダウンロードし、そこからアップグレードを実施しました。
※此処から先しばらく見づらい画像が続きます。
MediaCreationToolという名前がそもそもどうにかならないのかと思いますが、とりあえず起動するとUSBメモリインストーラを作成するか、そのままアップグレードするかを選ぶことができます。
今回はアップグレードです。 パッケージのDLにしばらく時間がかかり、それが終わってからも更新の確認等でしばらく何もすることはありません。 放置しておくと操作ができなくなり、アップグレードが始まります。 何度か再起動し、数十分で完了。SSDのためわりと高速に感じました。手元にシステムドライブがHDDのPCがないので比較のしようがありませんが… ちゃんと出てきました。 X220はUbuntuWin7デュアルブートで使っていたのですが、legacyで運用していたため特に問題は起きず、Win10にアップグレードしてからも問題なく使えています。 メモリ使用量は圧倒的に減り、起動時読みで1.6~1.7GBほどに収まっています。Officeやブラウザ等を起動しても、今のところ3GBを超えていません。 MS Edgeですが、完全にIEよりはマシな挙動をしますし、場合によってはChromeFirefoxより快適に感じることもあります。しかし今のところお気に入りのインポートがIEからしかできないため、そこだけ少し面倒です。今後のアップデートでなんとかなるといいのですが。
とにかくタスクビュー及び仮想デスクトップ切り替えが便利です。 MacUbuntuを使っているとWinに戻った時に仮想デスクトップがなくて辛くなるのですが、これでようやく『追いついた』といった感じです。
心配だった無線LANモジュールやLenovoの純正ツールも問題なく稼働したため一安心です。僕の場合手持ちのWindowsで新規インストールしたためあまり参考にはならないかもしれませんが、Win7からのアップグレードでデバイスドライバ周りのエラーは出ていません。 当初、Firefoxのウィンドウを小さくした時、最小化や最大化のボタンが隠れてしまうという不具合がありましたが、いつの間にか治っていました。
また、いくら既定のIMEにGoogleIMEを設定しても再起動すると戻ってしまう不具合は、GoogleIMEの再インストールによって解決しました。 調子に乗ってデスクトップも更新したのですが、こちらはてんでダメで、スタートが動かない・タスクバーが死ぬ・タスクマネージャしか動かない等の不具合が出ました。どうにかこうにかして8.1に戻すを呼び出し、どうにか修正。非常につらかったです。 そもそもアップグレード時にかかる時間がX220の数倍かかり明らかにやばい雰囲気を漂わせていましたが、本当にひどかったです。 ディスプレイの設定を呼びだそうとしたところ。エラーが出て何もできません。 スタートメニューとCortanaが死んでいると言われ、修復すると言っていますが何をしても修復されることはありませんでした。 このように、年季の入ったデスクトップではエラーが起きまくっていますが、X220はスムーズに導入することができました。全体の挙動としては結構安定しており、少なくとも7よりはかなり良いです。
しかし未だにコントロールパネルと、「設定」の項目が分かれており、これは非常に分かりづらいです。どちらかにまとめてもらえたほうが良いのですが、Microsoftは何を考えているんでしょう。
また、全体的に色々小さくなった反面「設定」の画面はかなりアイコンが大きいです。X220のような低解像度のディスプレイでは良いのですが、昨今流行りの高解像度液晶ではどうなるのか不安です。 以上、簡単な報告でした。